皆さんからよく聞かれるご質問を集めてみました。ただしこれは、自分でボートを運転するスタイル(ハイヤーボート)に関するものですので、運転その他をスタッフが行ってくれるキャプテンプーク・カナルボートについてお知りになりたい方はこちらをご覧ください。
Q:ナローボートには何人乗れますか?
一般的に、クルーズに参加できる人数はベッドの数と同じになりますから、4バースなら4人、8バースなら8人となります。
ただ法律上の定員はボートの大きさによって決められていて、ベッド数とは無関係です。たとえば4バースのボートでも定員は10名となっていたりしますので、昼間だけベッド数を越えた人数を乗せてクルーズすることもできます。
ナローボートの最大定員は12名ですが、これは個人的に使用する場合で、営業用ボートはこの限りではありません。
Q:ナローボートには最低何人必要ですか?
シングルハンド(1人)でもできますし、実際に1人でやっている方も散見されますが、実際には水門の開閉や係留などたくさんの作業があるので、最低2人は必要だと思います。
初心者の場合は4人以上でのクルーズをおすすめします。
Q:ナローボートは1日でも借りられますか?
基本的にはできません。
ハイヤーボートには、1週間で借りる「ウィークリー」と、3泊4日もしくは4泊5日で借りる「ショートブレイクス」の2通りしかありません。もちろん「ウィークリー」で借りておいて、5泊6日でボートを返却してしまうこともできますが、料金に割引はありません。
会社によっては「デイボート」という1日借りのシステムがあるところもあります。デイボートには、ベッドやシャワーのない専用のボートが使われていることが多いようです。
Q:ナローボートは自分の好きな日時で借りられますか?
できません。
ハイヤーボートの出発日、返却日は会社で決められています。「ウィークリー」の場合、土曜日の15:00頃に出発して翌週の土曜日9:00前後に返却という会社がほとんどです。
「ショートブレイクス」では、土曜日出発〜火曜日返却の3泊4日(「ウィークエンド」)、月曜日出発〜金曜日返却の4泊5日(「ミッドウィーク」)というパターンが多いようです。「ショートブレイクス」では、3泊4日でも4泊5日でも、同じ時期なら料金も同じです。
Q:ナローボートのレンタル料金システムはどうなっていますか?
レンタル(ハイヤー)料金は、「ボートの長さ」、「設備の充実度」、「季節」で変わります。
まず、ボートが長くなればなるほどハイヤー料金も上がります。
次に、船内に電子レンジなどのキッチン用品が充実しているボートは、それらが装備されていないボートより高くなります。
最後に、同じボートでも、シーズンはじめの3月、終わりの11月は安く、トップシーズンの7〜8月は高くなります。その差は、時に2倍近くにもなります。
Q:ナローボートのシーズンとは?
ほとんどの会社は、3月〜11月の営業となっているようです。
まれに1年中、冬でも営業している会社もあります。ちなみにナローボートの船内は暖房完備なので、船内にいる限り寒い思いをすることはありません。
Q:1週間あれば、どのくらいの距離まで行けますか?
ナローボートの速度は歩く速さとほぼ同じ、時速5kmほどです。さらに、ロックなどで足止めさせられることもあるので、平均時速は3kmほどになるかもしれません。
単純な計算ですが、1日6時間航行すると想定して1日の移動距離は20km程度、1週間でも140kmにしかなりません。
車だったら数時間で行ける距離を、何日もかけて旅するのがナローボートのおもしろさ。移動目的でナローボートを使おうというのは適当でなく、あくまでクルーズを楽しむツールだと考えてください。
Q:「乗り捨て」はできないのですか?
ごく一部を除いて、できません。
多くの支店を持つレンタカー会社と違い、ナローボートの会社は1ヶ所だけで営業している小さい会社が99%以上ですので、乗り捨てはできないのです。乗り捨てを認めているのは、複数の場所で営業している大手の一部となります。
前の質問とも関連するのですが、ナローボートのクルーズでは同じルートを往復することがほとんどなので、決められた期間で帰ってくるには行ける距離も半分ということになります。
Q:どうしても同じルートを通りたくありません!
ごく一部の会社で実施されている「一方通行(乗り捨て)プラン」を使わないのであれば、「リングルート」という周回ルートを回るしかありません。
運河が輪(リング)のようになっているルートを選んで一周するのがリングルート。イギリスにはいくつかのリングを設定することができますが、どんなに小さなリングでどんなに急いでも、1週間はかかります。
Q:食事はどうするのですか?
ボートについているキッチンで自炊するか、運河沿いにあるパブで食べることになります。
すべての食事をパブにしてもいいのですが、朝食だけはどうしても船内になりますので、最低でもその分は食材を調達しなければなりません。
ルートにもよりますが、食材を購入できる店やスーパーは運河周辺にもあり、出発前に全日程分の食材を持ち込む必要はないと思います。
Q:ボートの調子が悪くなったらどうするのですか?
トラブルが起こったら、自分が借りた会社に電話してエンジニアに来てもらってください。時間帯にもよりますが、すぐに来てくれるはずです。
こんなときのためにも、携帯電話を持っていかれることをおすすめします。